ITツール導入における事件簿 – 教えてAIBOU –
たまゆらblogとはたまゆらblogとはITを苦手にしている人のためのざっくり解説blogです。
専門用語が分からない方でもご理解いただけるよう、専門用語を使わずに解説しています。 これを読んでITへの苦手意識、恐怖感、抵抗感を払拭してください。
※なお、解釈を容易にするために、厳密には間違っていたり言葉の定義が曖昧な場合もありますがご容赦ください。
現場ではとんでもない事件が日々起こっている
ITツール、システム導入の現場で頻繁に起こっている事件があります。
- 機能と価格のバランスがおかしいモノでも疑いなく購入している
- 明らかにオーバースペックなモノを導入している
- 自分で考えることはせず相手に任せきってしまっている
どの企業でも起こっており撲滅される気配はありません。
ITツールやシステムは高額なモノが多いため、もはや事件と言っていいレベルです。
では、具体的にはどんなことが起こっているのか見ていきましょう。
まず下の三つの事例を見ていただき、どう感じられるでしょうか。



おそらく全ての事例で違和感を感じられたと思います。
もっと言ってしまえば、こんな馬鹿なことするわけないと思った方も多いと思います。
しかし、残念なことにITの世界ではこんなことが日常茶飯事に起こっています。
むしろ当たり前になっています。
何が差を生んでいるのか?
ではその差は何なんでしょうか?
それは「知っているか、知らないか」
ただ、それだけです。
コンパクトカーが1,000万円もしないことは誰でも知っています。
軽トラックにスポーツカーのエンジンを積んでも車のスペックが合わず性能をフルで活かせません。
飛行機のエコノミークラスとファーストクラスでは価格が何倍も違います。
では何故、これらのことを知るようになったのでしょうか。
気づいてないかもしれないですが、それは「自ら学習したか、調べたから」です。
車を購入しようと思えば、ほとんどの方がインターネットで種類、価格等を調べます。
旅行に行こうと思えば旅行先や航空券についても調べると思います。
車の基本的な機能や構造は免許を取得する際に約30時間も学習しています。
店員の方や営業の方にも詳しく聞くこともあるでしょう。
損をしたくない、よりお得なものを選びたい、必要に迫られたから
理由は違えど、共通点は全て調査、学習に最低限の時間を費やしています。
だから日常生活では先の例のような失敗というのは起こりにくくなっています。
が、ことITとなると全く事情が変わってきます。
「ITはよく分からない」「全て業者にお任せしています」
このようなフレーズを非常によく聞きます。
少しの調査、少しの学習で結果は大きく変わる
- 客観的事実に基づいた選択肢をなるべく多く持ち、
- 何が自分にとって最適かを根拠を持って判断し、
- 自らの意志のある決定をする
ITの世界もこれが大事です。
日常で行なっていることと何も変わりません。
少しの調査、少しの学習で結果は大きく変わります。
ITだからと言って喰わず嫌いにならず、
目利きの力を養いましょう。
それじゃあ、また!!
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